五泉市のハッピー整体師が行く

無視する相手に腹を立てるのは当然だろう。

だからといって
ネガティブな感情になるのは
間違っている。

ネガティブな行動にでるのは
更に愚かなことだ。

無視する相手に腹を立てて
感情を剥き出しにして
食って掛かってはいけない。

無視をし返したり
陰口を言ったりするのも駄目だ。

私がお勧めしたいのは
無視する相手を優しく祈ってあげること。

これは宗教チックな話じゃない。
ちょっと聞いてほしい。



無視する相手に限ったことではないが
ムカつく相手やムカつく事態に遭遇したとする。

その時にネガティブな行動や気持ちになって
反撃したらどうだろう。

仮に相手を論破したところで
きっとあなたの気持ちは晴れない。

攻撃的な行動、攻撃的な思考の先に幸せはない。
どう転んでも嫌な気持ちが待っている。

仮に相手をやり込めて、謝罪を引き出したとする。
それで気が晴れるのだろうか？無理だ。

だからムカつく相手の幸せを一瞬だけでもいいから
心から祈ってあげる。



初めのうちはそれでも心は晴れないだろう。

そんな時は客観的に自分を見てみてほしい。

どうしても宗教チックになってしまうけど
神の視点で自分を眺めてみてほしい。

どうだろう。

腹を立つ相手を許して、
心配してさらに幸運まで祈る人間が
そこにいる。

あなたが神だったらそいつを救うよね？

相手がムカつくほどに幸せを祈るのは難しい。
本当に難しい。それは分かる。

だけど、
注射が大っ嫌いだと日頃から公言している奴が
献血に行ったら「凄いじゃん、お前」ってなるよね？

それと同じで、幸せを祈るのがハードな相手ほど
ご褒美は大きいと思うんだ。


僕はムカつく相手に遭遇したら
呪文のように呟いている。

「○○を許します。」
「○○が元気になりますように。」
「○○が幸せになりますように。」

相手の名前を添えて
呪文のように繰り返している。



これを「菜の花の修行」と名付けた。

汚くて臭いドブ川で菜の花を咲かせるように、
腹立つ相手を許して幸せを願ってあげるという修行。



初めは嘘でいいと思う。

難しいもん。

嫌な奴の幸運を祈ってあげるの
なんて普通は無理。

だから初めはポーズでもいいと思う。
僕もそうだった。

だけどポーズで祈っているうちに
ちょっとずつ本当に相手のことが
心配になってきたりするものなんだよね。

菜の花の修行、
よかったらやってみてください。